人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

Lc.ツリーリンク
ブログ内検索

QRコード
QRコード

ブロとも申請フォーム
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--(--) --:-- |
いよいよ腎臓移植の当日だぁ~ 
やはり緊張なのか4時に目覚めてしまった。
6時の看護師の巡回までな~んもすることがないので、パソコンでスーパマンリターンズを見ていたら知らぬ間に2度寝をしていて気づいたら目の前に看護師さんが立っていた。
手術当日のスケジュールを秘書のごとく細かくチェック。
絶食、絶飲はもちろんの事。6時に浣腸。10時までにお風呂と陰毛の毛ぞりを済ませ、10時より点滴開始で12時手術室に移動。すぐさま麻酔で19時頃ICUに入るとの事。

手術前の年頃の乙男にとってはちょっぴり照れる2大イベント!
その1 浣腸。私は浣腸もまったく初めての経験なので、恥ずかしい中にもちょっぴり期待。(^^;
看護師さんに言われるまま横向きになり、なんの抵抗も出来ず一気にズブリのチュ~~ぅ。
「出来れば2分ほどは待って下さいねぇ~」と言い残し部屋を出たとたん、私はそれどころでなく
一目散にトイレへ大移動。

その2 毛ぞり。陰毛そりも初めてでした。T字のカミソリで剃るのかと思いき電動の髪スキ機でした。「自分で出来ますか?」というのでちょっとほっとです。
「あの袋の柔らかいデリケートな所は剃らなくていいですよ」と注意されてましたが、おもっきり当たってしまって、流血!(^^; 剃り後をチェックに来た看護師さんに思い切り同情された。

その後は、ゆっくりのお風呂。今後2週間近くはお風呂に入れないかも知れないので、ゆっくり使って丁寧に体を洗い、脇の下までシャンプーとリンスでお清め。下の毛がないのをまじまじ見ると思わず「飛び出せ青春」と叫びそうになった。

10時の点滴を終えると神に祈りながら時間を待つ。時間は確実に過ぎていく。

12時「それではそろそろ参りましょうかぁ~」とどこかで効いたフレーズ。
ジャラジャラと点滴を引きずりながら徒歩でエレベータを降りて手術室へ。
一度シャント手術で入ったことがある場所なので思ったよりは緊張がなかった。

すぐさま手術台に上がって、心電図のような物を胸に貼り終えると口にマスクをした。
「スーハー スーハー」
「さぁ 血圧一度計って行きますかぁ~」
「よし、腕から冷たい物入るよ。ちょっと気持ち悪いけど我慢してね。」
「もう、目が少し回ってくるよ~」
ほんとだ・・・・少し・・・目が・・・・・・
(この間、手術室に入ってものの5分ほど)

つぎの瞬間
「わかりますか~ 手術終わりましたよ~ わかりますか~ 今夜の6時半ですよ~」の声。
「え???? ホンマに終わったんかい?」と言うのと同時に
「イテテッ!!」下っ腹が痛い。やはり手術は終わったようだ。
でもその痛さも、鎮痛剤を打ったのか?すぐさま痛みもなくなりウトウトと・・
一時間寝ては1分ほど意識がありまたウトウトとを一晩中繰り返す。
初日はこのようにほぼウトウトで過ごしたが、2日目は大変でした。

まずその体についた付属物の多さにビックリ。
右手、動脈とまったん血管に2本の点滴。
左手に脈拍を計る装置。
首に静脈点滴。
鼻に胃まで入ってる管。
おちんちんに尿管。
手術の場所に体内ドレン。
足首と脹ら脛に俗にいうエコノミー症候群を予防する指圧機械。
そして口には酸素マスク。
とまさに全身雁字搦め。噂に聞いていたけどこれほどとは・・・
その中でも一番苦しいのは鼻から胃まで入っている管。息をするのにも苦しく気持ち悪い。
(これは巡回に来た主治医に哀願の眼差しを向け、速効ではずして貰った)


ICUは静かな個室のような所だと思っていたら、さにあらずベットは10ほど並び、隣からは子供の泣き声するし、大きな声で叫ぶ患者さんもいるし、一時間事に血圧と体温を測るし、腰は痛いし、2日間何も食べてないのでお腹はチョ~~減るし、寝られなしホントに辛かったです。
この日の夜、8時から翌日の朝食は出ると聞いていたので、後11時間で朝食、後10時間で朝食とカず~~とカウントダウン。ほぼ徹夜で寝ると腰が痛いのでベットを起こして貰ってウンウンうなってました。
その間、ガス(おなら)を出すという業務命令を主治医から受け賜っていたのだが、ポヨポヨとお尻方面にガス体が集合する気配はあるものの、そこからお腹に力が入らず発射失敗を繰り返す。しかしこのミッションを成功させねば朝食延期もありえるという噂を聞き、全勢力をココに集結させた結果、微弱ながらもかわいいプゥが出ました出ました。


そして待望の朝食。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句!
そこにはほんまに米粒一つなく、そしてまったく味のないお粥。
そしてまったく具も味もない野菜の煮出し汁。
「そんな・・11時間待ちこがれた食事はこれかい!!」怒り。
せめて、菓子パンくらい欲しかった。
あまりのまずさに半分で朝食離脱。看護師に聞けば今日一日こんな食事で、明日3分粥、明後日5分粥、明明後日7分粥粥、明明明後日10分粥、明明明明後日普通食とのこと。
巡回に来た主治医に「そこんとこ何とかならんのかね?」と直談判するも「なんともならんのじゃ!」と一括。

一気に意気消沈していましたが、その後全身を拭いて貰うのはとても気持ちよかった。
もう、この段階では恥ずかしいも何もない状態でもうこの体、貴方に捧げます状態。
堂々と大の字になり、胸からおしりからタマタマの裏までの隅々まで看護師さんに拭いて貰った。
改めて看護師さんの偉さに脱帽。

お昼に一般病室に帰り、味のない、米粒一つないお粥に圧倒されたか、一気に熱が38度まで上がるは
血糖値が200越えるは、顔と手足が凄くむくむはで大騒ぎに。
私の素人考えでは、首の静脈点滴から入れてる、1時間に500MLも生理食塩水とブドウ糖液があまりに早くて多く(ここまで2日間ず~と流しっぱなし)て心臓もハタハタするし、行動もにもじゃまななので、先生に以後一日4Lの水分を飲料水によって補給する条件で首の静脈点滴をはずして貰った。
後、適切な薬と吸入などのおかげで熱は翌朝には下がった。

今日で3日目。
母から授かった腎臓は凄いパワーで3日連続一日10Lオーバーの尿を製造中。
またクレアチニンも「4 」「2.4 」「1.8」と順調に回復。
BUNはもう正常値。
おまけに母は今日、早くもシャワーに行く。
また私も、血糖値がメドロールの副作用で上がる他は至って順調で、病室内を連れの「尿管君」と「点滴君」の別名「散歩の友」を引き連れて歩いてます。



P506iC0030408742.jpg




キズ口の痛みもなく、気分も大丈夫。
主治医の先生からは、「マイアミの奇跡に近い状態。」
看護師からは「これはまさに感動物!」
ニューヨークタイムスからは「今世紀最大の成功物語」の評価を頂き、今年の「腎移植者オスカー賞」にノミネートが決定致しました。(ウソ)

まぁ ホントに今までのところ順調すぎて怖いほどです。
しかし、油断はなりません。
感染症。
免疫抑制剤の副作用。
糖尿病の併発。
などなど心配事も多数あります。

これからの日々、些細なことににも一層注意して行くことが、この腎臓移植に協力して頂いた皆様への恩返しだと思っています。


手術日より4日目検査結果
クレアチンニン  1.86 H
尿素窒素     17.1
尿酸       2.4 L
白血球      10200 H
ヘモグロビン   9.2 L
カリウム     4.2

今日の嬉しかった事
*体内ドレンがとれた。
 動くとき線の絡みが少なくなりました。

今日悲しかった事
*何かに感染したのか?白血球が高く熱が出た。

スポンサーサイト

2006/10/14(土) 19:10 | コメント:3 | トラックバック:0 |
コメント

ねぇ :

想像してみてください...「飛び出せ青春」から、本当に飛び出すものを見た時を。

実は大昔、ICUの看護婦をしていました。
受け持っていた患者さんが、ICUから電話で馬券を買ったのがバレてしまい、先輩に怒られました。
航希さんは、優等生の患者さんみたいで安心ですね。

病院のお粥はおいしいはずなんですけどね。お粥も胃腸のリハビリだと思って、少し我慢してくださいね。

航希 : それはすごい

ICUから馬券買いですか?それは凄い(^^;
ねぇさんICUにいらっしゃったんですね。優秀だな~

そうそう 問題のお粥に今日初めて塩味が付きました。
メチャ感激でした。

えの :

麻酔の時の話は、僕も全くもって同じでしたね。
「はい今から液注入しますからね~」
「はいもうすぐ瞼が重たくなりますからね~」

「ほ、ほんまや・・・・・・・・・」
で次の瞬間
「はい終わりましたよ~」
でしたから。
ちなみに僕は麻酔から覚めたら一発ギャグをやると宣言してまして、麻酔から覚めたときはそれどころやなかったんですが、どっかから(多分麻酔科の先生)「一発ギャグ言えへんの?」ていう声が聞こえたので、フルパワーで体を奮い立たせ
「終わったってウソよねーん!ってやめてくださいよ」
って言いました。その後は病室まで記憶ないんですけどね。
コメントを投稿
名前
タイトル
メール
URL
コメント
パスワード
管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

この記事のトラックバックURL
 

この記事にトラックバックする (FC2 blog user only!)
 
この記事へのトラックバック


航希で~す

航希

こんちは!航希です。
2006年、腎臓移植手術を行いました。
入院から退院までリアルタイムでblogにアップしました。(^^; これから腎移植される方に少しでも参考になれば嬉しいです。下の<腎臓移植の話>をクリックで最初から読めます。
術後は、元気に四国の片田舎でイカサマな仕掛けで烏賊などを釣っています。街で見かけたら後ろ指ささず、そっと「頑張れよ」って見過ごして下さい。(^^;プチッ
ポチッ

ブログランキング

 
Author:航希管理者ページ

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2017年05月 | 06月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


最近の記事+コメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。